• おやこやひろば
    2021/04/22 16:00

舞台芸術バレエ・ダンスを楽しめる教室!!  【東京・神奈川】

バレエ・ダンスを目標・夢をかなえる出発点に!

新型コロナウィルスの流行の影響で様々な活動が自粛中ではありますが、今回も素敵な先生に巡り合いました!
お母様方の中で小さい頃にバレエを習ったことがある、観に行ったことがある、もしくは、バレリーナに憧れていたという方もいるのではないでしょうか?
昔も今も、バレエは特に女の子には人気の高い習い事だと思います。
最近は男性のバレエダンサーも増えています。
バレエを習う事の価値、レッスン内容などを取材していきたいと思います。


今回は神奈川県・たまプラーザ/玉川にある『3BLOOMS』というダンス・バレエスタジオに取材へ行ってきました!

舞台芸術を鑑賞する楽しさを知っていますか?

さて、みなさんはプロのダンサーが踊る『バレエ』の舞台を観たことがありますか?
日本では映画や、コンサートのように踊りを鑑賞するというような文化は海外ほど育っていないように思います。
清水先生は舞台の素晴らしさがたくさんの人に伝わるといいな、という思いから、『NPO法人クリエイトオブムーブメント』を設立したそうです。
また、たまプラーザの『3BLOOMS』ダンススタジオ1・2と、玉川学園(谷口バレエ研究所内)でもレッスンをしています。ダンサー(先生)が『ダンサーとして活躍できるスタジオづくり』を考え、生徒たちと触れ合う事でみんなが憧れや敬意を持ち、『先生と生徒がお互いに向上できる舞台づくり』がしたいと発表会の舞台にはとても力がはいっているそうです。

『3BLOOMS』は、どんなスタジオですか?

「子どもから大人まで、さまざまな年齢の方がいろんな目標を持ってこられます!! 今は少ないですが、男の子もいますよ! バレエ・ダンスを愛するみなさんが一生を通じて楽しむことのできる場を提供するというコンセプトのもと活動していて、大人の方も、子どもたちにとっても、自らの目標、夢をかなえられる出発点となるコミュニティーでありたいと思っています。そして、どんな人でも『バレエが好き』という気持ちを持ち続けてもらえるような指導ができればいいな、と思っています!!」(清水先生)

バレエの基礎は体幹

バレエは、音楽・歴史的文学が背景にある総合舞台芸術です。決まったステップや表現を忠実に動けるように日々の練習と努力がお客さんの心に残る演技につながります。
世界には様々なダンスの種類があり、スポーツ選手などが技術向上のためにバレエを経験することがあります。
それは、バレエの動きで体の内部の様々な筋肉を鍛えられることが大きいからでしょう。


バレエは美しさを表現するための身体づくりがギュッとつまっているのです。

キッズバレエではお子さんがバレエを「好き」で「楽しんで」踊りを「続けられる」よう、オリジナル基礎プログラムで体幹・姿勢・所作を養います。
❝舞台で輝く❞子どもたちをお見せしたいです!(清水先生)

キッズバレエクラス

実はバレエにはたくさん種類がありますが、『3BLOOMS』ではクラシックバレエを教えています。
バレエといえばやっぱりレオタード、タイツにシューズ。髪型は1つにしっかりまとめます。
レオタードは体のラインがキレイに見えますし、吸汗性にも優れています。タイツは脚のラインがわかるものが適しています。レオタードの指定がある教室もありますが、自由に好きなものを着てもらっています。
バレエシューズは足にフィットしやすく踊りやすいですし、髪型(お団子・シニヨン)にするのは踊るときに髪が邪魔にならないようにするだけでなく、良い姿勢を意識できたり、頭(顔)を小さく見せ、首のラインを綺麗に見せたりできるからなんですよ。
レオタードを着ることでバレエを習っているという自覚も強くなります。

3BLOOMSのキッズバレエは、年齢別で5つのクラスがあります。
【時間とスタジオレッスンスケジュールはHPのスケジュールをご覧ください】

キッズバレエ1 3歳~6歳(未就学児) 


保護者とは離れてレッスンを受けます。先生方から「かわいいね!」「じょうずだね!」「ここはこうしてごらん!」「きれいだね!」とたくさんの言葉をかけてもらえます。見てもらっている喜び、楽しみで自然に母子分離をし、決まり事やあいさつを覚えることもできます。
バレエのポーズやステップを取り入れてレッスンをすることで、自然にバレエらしい動きが身に付きますよ。

キッズバレエ2 (6歳~小学1年生)


あいさつや、きまりを守り、お友だちといっしょにレッスンする楽しみがあります。
柔軟や、バーレッスンも取り入れ、年上の子がお手本になったり、どんな動きがステキなのか考えて見る力もつきます。
また、先生と一緒にバー(器具)の出し入れや、調整、扱い方も覚えていきます。

キッズバレエ3(小学2年生~3年生)


自立心が強くなり、出来ることも増えて動きの良し悪しを理解してマネができる子が増えます。
競争をしたり、鏡をお客さんだという気持ちになって見られる意識、見る意識、舞台の感覚が育ちます。

このクラスから本格的にバレエのコンクールに出て踊ることを目標にする子供たちが育ちます。

● 第8回横浜バレエコンクール【奨励賞】受賞

キッズバレエ4(小学4年生~5年生)

基礎を体で覚え、美しい表現へと向かうクラスです。
動きへの意識、さらに観客を意識して、踊る練習を重視します。
トゥシューズを履いて踊ることを目標とします。

キッズバレエ5(小学6年生~中学1年生)

バレエの技術、表現のレベルアップを目指します。
トゥシューズでの美しい表現のレッスンクラスです。
身体からだの動きへの意識、さらに観客を意識して、作品を踊る練習です。

バレエを教えていて、「大変だな、難しいな」と思う事はありますか?

「クラスを年齢に合わせていることもあり、ある程度クラスが上がってくると初めてバレエをやる子や、週に2回通っている子では上達レベルが全然違います。全員に合ったペースでレッスンをするのはなかなか難しいことがありますが、細かいことも丁寧に練習することで基本が身に付くことから、一緒に進めることも大切だと思っています」

発表会

親御さんにとっては、お子さんの成長を見ることができるのは発表会!
『3BLOOMS』では、年に1度、発表会にテーマを決め、1つの作品として先生・生徒さんたちみんなで作り上げる舞台となります。
昨年は新型コロナウィルスの影響もあり「紅白対戦バレエ」、「ライブ配信」という新しい企画舞台を楽しみました。


「舞台芸術としてバレエの本質である発表会(舞台)を経験することは、子供にとって代え難い成長につながります。
バレエはお金がかかる…と尻込みしてしまう方もいらっしゃるでしょう。ですが舞台はみんなで1つの作品を作り上げるのもので、これは他の習い事では得がたい貴重な経験となります。
みんなで作る舞台から得ることは、本人でしか感じれないもので、とても価値が大きいと思うのです。
子ども、大人に関係なく『目標に向かう気持ちと達成感』『緊張という気持ち』『チームワーク』『悔しさ』『褒められる喜び』『人を喜ばせること』をきっと感じることができますよ!」(清水先生)

発表会ってどんなの? どんな衣装を着るの?


「テーマに合わせたそれぞれの役の衣装を着ますよ! キッズバレエの女の子は色とりどりのチュチュを着る機会もあるかもしれないですね! 舞台下で、遠くにいる人からも顔の表情がわかるように舞台メイクもしてくれます。舞台の上ではスポットライトを浴びて、ひとりひとりが主役です!」
『舞台は本当にたくさんの人の手でつくられるかけがえのない時間なんですよ!』

先生紹介

清水しみず 亜矢子あやこ先生

子どもたちが「バレエの先生になりたい!」と言ってくれた時とても嬉しくなります♡

・4歳よりクラシックバレエを始め、18歳でイギリスのバレエ学校に留学
・コンテンポラリーダンスのプロダンサーとして活動後ドイツに移住してダンスカンパニーに所属
(ベルリン、ロンドン、チェコ、東京など世界各国で公演)
・2009年に『NPO法人クリエイトオブムーブメント』を設立
(文化芸術としてのダンスの発展、技術の向上、ダンス指導者が活躍できる場の提供などを目指す)

山﨑やまざき 亜綾ああや 先生

美しい姿勢、礼儀、柔軟性に音楽性。バレエを通してたくさんのことを学べます。何より思いっきり踊れる楽しさを一緒に味わってみてください!!

  • 8歳より『北森由美バレエスタジオ』にてバレエを始め、11歳には『橘秋子記念財団日本ジュニアバレエ』に所属。
  • 全国舞踊コンクールなど多数入選。
  • 『英国ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)』にて研修、『昭和音楽大学短期大学部』バレエコース卒業。
  • 2015 年から『 3BLOOMS 』専属講師(クラシックバレエ)を務める。
    現在、多数の舞台に出演し、活躍中。

青山あおやま 胡桃くるみ先生

バレエの「楽しい!」をたくさん増やしていくクラスを目指しています。自分も、見ている人も笑顔にできるバレリーナになりましょう〜!

  • 3歳よりバレエを始め、『まちだ全国バレエコンクール』 高校生の部 審査員長特別賞受賞
  • 『バレエコンクールin横浜』 ジュニア1 第2位
    *『 横須賀国際バレエコンクール 』ジュニアB 第3位 スカラシップ受賞
  • 『Hungarian Dance Academy』に留学〜卒業
  • 第15回『Ballet Art KANAGAWA』『ドンキホーテ:キトリ』
  • 第34回『日本バレエ協会神奈川ブロック』『ドンキホーテ:友人ピッキリア』

牧口まきぐち 晶子まさこ先生

 

基礎から丁寧に、そして楽しく学べるバレエスタジオです。バレエは踊りの基礎です。是非スタジオに来てみてくださいね!

  • 幼少よりバレエを始め、迫俊夫、迫まゆみに師事。
  • 1994年~ 日本バレエ協会公演、バレエ団ピッコロ公演などに出演。
  • 1997年~2000年 『札幌舞踊会』に所属。
    (『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』、創作では文化庁芸術祭大賞を受賞した『カルミナ・ブラーナ』などに出演。)
  • 2018年から 『3BLOOMS』 専属講師(クラシックバレエ)を務める。
  • 現在、東京・神奈川でバレエ講師として活躍。(KAYAメソッドTMマスタートレーナー取得)

その他にもたくさんの先生たちが活躍しています。

『3BLOOMS』清水先生のバレエ


『3BLOOMS』では、たくさんの先生が指導に当たっていらっしゃいます。それは、清水先生の目標である「ダンサーたちが活躍できる場所を作りたい」という思いからでしょう。生徒たちは、先生の数だけいろんなことを学ぶことができます。
また『3BLOOMS』では、清水先生がプロとして活躍されていたコンテンポラリーダンスと、バレエの知識を合わせることでより良い指導、舞台づくりができることが魅力なんですね!

「お子さんのプログラムにバレエと、コンテンポラリーダンスのクラスがあります。 バレエは幼少から習い始め、18歳でイギリスのバレエ学校に留学し学びました。そこでコンテンポラリーダンスに出会い、初めて仕事としてロンドンウエストエンドミュージカルのソリストとして舞台に立ちました。 クラシックバレエではなくても踊れる世界があると知り、それをきっかけにコンテンポラリーダンスのプロダンサーとして活動をしていたんです。」(清水先生)

コンテンポラリーダンスって知ってますか?


〈テーマ:椅子取りゲーム〉
                                                 

コンテンポラリーダンスは、クラシックバレエより自由に新しい表現方法の追求にこだわる振付、映像、音響、照明、美術やITを導入するなど、ストリートダンスや日本の舞踏など、さまざまなジャンルも取り入れ、芸術として進化しているダンスです。
「コンテンポラリーダンスってどんなレッスンをするのですか?」

コンテンポラリーダンスでは自分自身の体がどのように使えて、どのように表現が出来るかを知り、指先から足先まで体のいろいろな部位を使い【どのように魅せるか、魅せたいのか?】を考えながら踊りとして表現していきます。
例えば、人の体はどのような力でどんな動きにつながるのか?
・ともだちの肩を軽く押してみる → どちらに傾き、どんな力が働き、どんな姿勢になるのか?
・自分の名前を体全体を使って空中に描いてみましょう!など。
ただ踊るだけではなく、見る力・魅せる力をつけ、自分の体の可動域や骨格についてを感じ、知ることができるそうです。
バレエにはない体の動かし方も知っているからこそ、バレエに必要な動きをスムーズに導くことができるのかもしれません。

バレエを軸に、コンテンポラリーダンサーとして舞台での経験と知識も生かして、たくさんの人に舞台の素晴らしさ、バレエの良さ、楽しさを広げていけるスタジオを目指しているのですね。

「3BLOOMSが皆様の人生の中に少しでも関わり、心を豊かに、そして踊る楽しさ、バレエの楽しさを知ってもらえるきっかけになれば幸せです。」(清水先生)

バレエであそんじゃおう!

今回は、3BLOOMSに通うキッズ1の子どもたちが大好きなゲームから「バレリーナさんがころんだ!」を紹介していただきました!
小さいころに遊んだ「だるまさんがころんだ」というあそびの、応用なんですって!

ポイント

止まる時の「ポーズ」はバレエのポーズ!!

   ① お花のポーズ
   ② こびとさんのポーズ
   ③ ろうそくのポーズ(アン・オー)
   ④ エルサのポーズ
    ⑤ 旗のポーズ

●じゃんけんでオニを決め、オニは目かくしで「バレリーナさんがころんだ!」と言ってから動いている人がいないか振り返り見ます。
●バレリーナさんたちは、オニが見ている間、決まったどれかのポーズで止まります。(動いてオニによばれたらつかまってしまいます)
●目かくしの間にオニに近づき、タッチします。
●タッチしたらスキップでにげます。

「動く→止まる・ポーズ」というバレエの基礎を面白く楽しむことができるキッズたちに人気のゲームです! 是非やってみてください!

保護者の声

レッスン中はお子さんと保護者が離れているので、今回はお迎えに来ているママたちに少しお話を聞かせていただきました!

◎ お友だちのバレエの発表会をみせてもらったのがきっかけです!わたしもやりたいと言って体験にきました。今はレッスンが本当に楽しそうでよかったなと思っています!
◎ 通っているみんなが楽しそうなのと、とてもまじめに真剣に取り組んでいる教室の雰囲気が気に入っています!
◎ 何よりこどもが楽しそうなのと、「バレエやりたい!」と毎週楽しみにしています。
◎ バレエの日が楽しみで、お家でも音楽がなると踊りだします!

編集後記


 私も小さい頃バレエを習わせてもらっていました。発表会の経験もありますが、まだ幼かった自分には長いリハーサルがあって、きれいな衣装にお化粧もして、出番が来るのを待つ……あっという間の舞台。そんな思い出があります。
 先生との対談を通して『舞台・発表会』とは何人ものダンサーがいて、照明、音楽やカメラ、楽屋、会場スタッフと、本当にたくさんの人の力で作りあげられた一つの芸術作品で、先生たちの情熱がこもっていることを改めて感じました。
 一緒に取材に行き、カメラを担当した北村さんが、「バレエを習っていて、発表会に出ないのは、高校野球で甲子園の切符を手に入れたのに遠いから行かないくらいもったいないことなんですね。」と表現していました。子供たちが舞台でいったいどんな冒険ができるのか体験させてあげたいし、見たいですね!
今回取材で拝見できませんでしたが、中学年からバレエのコンクールを目指す子供たちにとっても、あこがれの先生・先輩と舞台に立て、共に努力できる環境も魅力ですね。お稽古にもきっと身が入ることと思います。
 私は実際に清水先生にご指導いただき、動きの中で正しい位置に合わせて支えられた時に体の骨を組み替えるような補助にとても驚きました。どんな動きでも、「補助」は経験と知識が必要なので、きっと『体』のことをたくさん勉強されているんだなと実感しました。
大人になるとスポーツを初めるのはなかなか難しいものです。ですが、バレエは年齢を重ねてもやることができます。
バレエの動きはどんな人にでも合う「筋トレ」になりますからね。
自分の体を知ること。さらに、舞台を意識することで美しく。「観る」という芸術的な楽しみ方も広がります。
本当に、バレエってすごいですね‼

編集部 ちほママ                             

3BLOOMS 清水亜矢子
・4歳よりクラシックバレエを始め、18歳でイギリスのバレエ学校に留学 ・コンテンポラリーダンスのプロダンサーとして活動後ドイツに移住してダンスカンパニーに所属 (ベルリン、ロンドン、チェコ、東京など世界各国で公演) ・2009年に『NPO法人クリエイトオブムーブメント』を設立
Site
神奈川 横浜市青葉区 〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-3-2/2nd.美しが丘1-11-10 谷口バレエ研究所内 〒194-0041 東京都町田市玉川学園7-10-5
記事をかいた人
中学時代体操部に入って以来、体操が大好きになりました。 3人のこどものママです。こどもたちに協力をしてもらい、過去体操のコーチとしてお仕事をさせてもらった経験を生かし、からだを使ったあそびや練習などを教えれたらいいな。とおもっています。また、趣味や特技を紹介し、おやこやクエストをきっかけに子供たちと勉強をしながら、リクエストぼうけんも、つくっていきたいとおもっています。

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